水晶の夜その21
2018-10-09


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この絵を描き始めてから何ヶ月経っただろうか。日々の生活の片隅において、常にこの絵の事をどこかで考えていて、常に意識して、感じている。
頭を悩ましているのは、やはり水晶の描き方で、その複雑さ故に、計算高くあらねば対処出来ない。描いてみながら良い具合を見つけるというやり方は、非常に危険だと思うけど、そんな描き方をしている。いつか谷底に落下するだろう。そんな不安と緊張が付きまとう。まるで魔獣である。
これを描かねば前に進めない。
[「水晶の夜」]

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